雪下ろしグルメツアー 八ッ三館で宿泊

八ッ三館で宿泊

今シーズン 2回目の雪下ろし。
いつもなら日帰りなのだが、今回は家族で宿泊つきの ” 雪下ろしグルメツアー ”
八ッ三館は飛騨市古川町の 160年続く老舗旅館。明治から昭和にかけ飛騨の 10代の少女たちが、野麦峠を越えて長野の岡谷の製糸工場へ出稼ぎに出た。
その出発点の一つがこの八ッ三館。大竹しのぶさん主演の ” ああ野麦峠 ” のロケも実際にここで行われた。
私の父親のおばさん(明治生まれ)もここから身支度をして岡谷に向けて出発したそうだ。

さて、片田舎の老舗旅館といっても、ただの旅館ではない。いわゆる料理旅館、料亭だ。
岐阜県でナンバーワンと言われる職人さんが作る料理は、非常に繊細で、奥深い味わいだ。次々とタイミング良く料理が出てくる。本当に美味しい。
岐阜県は海がないので、新鮮な魚介類が入手できないと思われがちだが、古川は富山に近く(車で 1時間半) 新鮮な日本海の食材を使った料理が可能だ。刺身も一味違う。また厳選した地元の飛騨牛を使ったステーキも絶品だった。
朝食も豪華。(下の写真)多くの旅館、ホテルの朝食は、バイキング形式が一般的で、市販品を提供する場合が多いと思うが、こちらは、ちょっとしたおかずでも職人さんの手作り こだわりを感じる。手抜きが無い。
また、おかずの品数が多い。さらに ” 朴葉味噌 ” が食欲をそそる・・・
朝から食べ過ぎてしまった・・・