銅板エッチングでネームプレート作り

ネームプレート
ネームプレート

最近、銅板のエッチングにはまっている。
これまではアンプ用の銘板を製作してきたが、今回は気分を変えて JBL と Accuphase のネームプレートを作ってみた。

使用した材料は 40mm × 80mm 厚さ 4mm の銅板である。前回までに試行錯誤を重ねたこともあり、作業の流れにも少しずつ慣れてきた。

デザインを考え、転写し、エッチングによって少しずつ模様が浮かび上がってくる様子を見ていると、時間を忘れてしまうほど楽しい。
思いどおりに仕上がったときの達成感は格別で、ものづくりの面白さを改めて実感した。
しばらくは銅板エッチングにはまりそうである。

300B 真空管アンプのドレスアップ フロントパネルのレタリング

ドレスアップ第五弾

ドレスアップ第五弾は、フロントパネルのオリジナルレタリング制作である。
前回は、銅板をエッチングしてオリジナルの銘板を制作した。今回は、その経験を生かし、フロントパネルの機能表示をアルミパネルへ直接エッチングすることに挑戦した。

事前に調べてみると、アルミは銅板とは異なり、塩化第二鉄溶液によるエッチングには適していないことが分かった。そのため、今回は電解エッチングを採用することにした。
本来であれば、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を用いた方法も試したかったが、入手性や取り扱いの安全性を考慮し断念した。
そこで、電解液にはコストと入手性を優先し、市販の酸素系消臭漂白剤に含まれる炭酸ナトリウムを使用した。

アルミの電解エッチングは、印加電圧、エッチング時間、電解液の濃度、電極間隔など、わずかな条件の違いで仕上がりが大きく変化する。端材を使って条件を一つひとつ確認しながら最適な組み合わせを探る作業は、まさに根気との勝負であった。
さらに苦労したのが、アイロンを使ったトナー転写である。アルミ板(6mm厚)への転写は銅板以上に難しく、思うように転写できず何度もやり直すことになった。
試行錯誤の末に条件が固まり、本番のエッチングを実施した。しかし、彫り込みの深さは約 0.05mm が限界であった。この深さでは文字への黒色塗装はかえって仕上がりを損ねると判断し、塗装は行わずアルミ地のままとした。
最後にアルミ板表面のへアライン処理とクリアラッカー塗装をして完了とした。

完成度は自己評価で 70点といったところだろうか。満足できる部分もあれば改善したい点も多く残った。しかし、市販オーディオ機器のような完成度には及ばないものの、自作作品として見れば十分に満足できる美しい仕上がりになったと思う。

今回の製作を通じて、アルミの電解エッチングは銅板のエッチングとは比較にならないほど難しいことを実感した。それでも、試行錯誤を重ねながら一つひとつ条件を追い込んでいく過程は DIY ならではの楽しさでもあった。苦労の末に完成したフロントパネルは、アンプにオリジナリティと高級感を与え、ドレスアップの効果を十分に実感できる仕上がりとなった。


溶剤の準備
水:1500ml 酸素系消臭漂白剤:45g
端材を使って最適な組み合わせを探る
検証した端材
本番作業:マスキング処理
印加電圧: 8V
エッチング時間: 15分
電極間隔: 30mm
完成したフロントパネル

300B 真空管アンプのドレスアップ オリジナル銘板の制作

オリジナル銘板の制作
銅板にイメージを転写オリジナル銘板の制作
エッチング工程(45分)オリジナル銘板の制作
完成した銘板
オリジナル銘板の制作
フロントパネルに取り付けオリジナル銘板の制作
リアパネルに取り付け

ドレスアップ第四弾は、オリジナル銘板の制作だ。
オーダーメイドも考えたが、せっかくなので銅板をエッチングしてオリジナルの銘板に挑戦してみた。

材料は、手元にあった銅板の端材と、エッチング液(サンハヤトH-200A)を使用した。昨年、プリント基板を自作した際にエッチングを経験しており、そのときに得たノウハウを生かせると考えた。
実際に作業を進めると、トナー転写にムラが発生し、仕上がりは決して完璧とは言えなかった。しかし、そのムラがかえって手作りらしい風合いを生み出し、どこかレトロな雰囲気を感じさせる銘板となった。
エッチング後は表面を軽く研磨して汚れや酸化膜を取り除き、最後にクリア塗装を施した。クリア塗装には、銅板の輝きを保つとともに、酸化による変色を防ぐ効果が期待できる。乾燥後は表面に程よい光沢が生まれ、銘板らしい質感に仕上がった。

銘板には、モデルナンバーとシリアル番号も刻印した。モデルナンバーには特別な意味はないが、会社員時代に縁起が良いと感じていたラッキーナンバーにした。一方、シリアル番号は記念すべき初号機ということで ” 0001 ” を付与した。自作機でありながら、市販オーディオ機器のような雰囲気を演出できたと思う。
結果として、世界に一つだけのオリジナル銘板が完成し 300B アンプの存在感をさらに引き立てるアクセントになった。

オーディオセレクタにサイドウッドパネルを取付

自作オーディオセレクタ
自作オーディオセレクタ
自作オーディオセレクタ

先月完成した自作オーディオセレクタに、サイドウッドパネルを取り付けた。
パネルは DIY銘木ショップにサイズオーダーで発注。
現在メンテナンス中のトリオ KT-6005 の横幅とのバランスを考えて板厚を決定した。
KT-6005 の上に設置したときに違和感が出ないよう、全体のプロポーションを意識した。
パネルの固定方法はシンプルに両面テープ。本機は軽量なため、強固なネジ止めをしなくても十分と判断した。

ウッドパネルを取り付けただけで、印象は一変。無機質だった外観がぐっと引き締まった。仕上げに、オーディオフェスタでゲットしたステッカーをフロントパネルに貼ってみた。まるで高級オーディオ機のような佇まいになった。

パネル材質: ウォルナット 無垢材
サイズ: W 55mm × L 250mm ×D 18mm
価格: @671円 X  2

毎年 2月のお楽しみ ” AUDIO FESTA in NAGOYA ” に今年も足を運んだ

オーディオフェスタ・イン・ナゴヤ2026オーディオフェスタ・イン・ナゴヤ2026

会場は、昨年に引き続き ” 名古屋コンベンションホール
ちょうど開場時間と重なって到着したため、受付にはすでに長蛇の列。
オーディオファンの熱気を感じる瞬間だ。年に一度のイベントを心待ちにしていたのは、どうやら私だけではないらしい。
会場を見渡して感じたのは、来場者の年齢層。アマチュア無線のイベントと同じく、比較的年齢層は高めという印象を受けた。長年オーディオに親しんできたベテランの方々が中心という雰囲気だ。ある意味、それだけ成熟した趣味の世界なのだろう。一方で、若い世代の姿がもっと増えると、さらに活気が出るのではないかとも感じた。
会場内では各ブースを巡りながら最新機器の音を堪能。ハイエンド機を中心に個性派モデルまで、今年も実に刺激的な展示が並んでいた。

そして何より印象的だったのは Accuphase 創業者の一人・齋藤重正氏、さらに Triode の山﨑順一氏のお姿を会場でお見かけしたこと。
長年日本のオーディオ界を牽引してこられた方々が同じ空間にいるというだけで、なんとも言えない高揚感がある。こうした “ 出会い ” もイベントならではの醍醐味だろう。

今年の戦利品
抽選会で当たった『真空管アンプ読本』は思わぬ収穫。
“ 使いこなし編 ” というのがまた良い。単なるカタログ的内容ではなく、実践的なノウハウが詰まっていそうで、これからじっくり読み込むのが楽しみだ。
ステッカーもイベントの記念としてはうれしいアイテム。こういう小物は後から見返したときに、その年の空気感を思い出させてくれる。

今年も大満足のオーディオフェスタ。また来年 2月が今から待ち遠しい。