Boeing767F を使ったタッチアンドゴー訓練(中部国際空港)

touch and go

767 フレイターを使った副操縦士昇格訓練は珍しい。貨物機専用のライセンス設定はないと思うので、一般的な ” 767 限定ライセンス ” 取得に向けた訓練と推測する。
何回目かのアプローチ中にアラインが不完全のような姿勢が続いた。着陸を中止してゴーアラウンドしていった。訓練とはいえ、これも珍しい。(左上)
がんばれ訓練生!!
※中部国際空港では、エアライン各社の飛行訓練を実施している。スケジュールについては公式 Web サイトで公開されている。

タッチアンドゴー訓練(約2週間)
ボーイング 767 のライセンス取得には実機での離着陸経験が必須です。現在 ANA ではタッチアンドゴー(以下 TGL )と呼ばれる訓練を中部国際空港で行っています。
TGL とは、滑走路に接地した後、停止することなくそのまま離陸する離着陸訓練です。
訓練生はこの課程で初めて実機を操縦・・・・
ANA Web 公式サイト ボーイング 767 のパイロットになるまで から引用)

 

駆出し副操縦士 名古屋上空通過

名古屋市内上空

駆出し副操縦士が乗務したボーイング 737-800 が名古屋市内上空を通過した。
通常であれば 36,000 ~ 40,000 フィートあたりを飛行するのだが、冬の強い偏西風を避けるためだろうか 20,000フィートの ” 低空飛行 ” だ。雲一つない晴天を突き進んでいく。

撮影機材

モデル: Sony ILCE-6400
絞り値: f/6.3
露出時間: 1/500 S
ISO速度: 160
焦点距離: 525 mm

Debut Flight 諦めなければ夢って叶うんだね

Debut Flight

「思いつきや憧れだけでパイロットになれるほど甘い世界ではない。おまえには無理だ。」
進路を相談されたとき、私は開口一番そう言って反対したことを思い出す。
何百人もの乗客の命と高額な機材を預かるパイロットには、高度な操縦技術と専門知識が不可欠だ。
そして、それらを習得するためには優れた理解力と論理的思考力が求められる。
さらに、瞬時の判断力、マルチタスク能力、精神力、体力など、あらゆる資質が高いレベルで要求される。
「一握りの優秀な人間だけに許される職業」・・・それが当時の私の考え方だった。

そんな彼が、強い意志と不断の努力を積み重ね、運航乗務員訓練生としてエアラインに就職したのは2年前のことだ。

訓練は相当厳しかったようだ。
フェーズごとに実施される技量審査では、規定のレベルに達していない訓練生は不適格者として容赦なくふるい落とされる。
挫折しそうになったこともあっただろう。それでも同期の仲間たちと切磋琢磨しながら、一つひとつ壁を乗り越えてきたのだと思う。
頭ごなしに「おまえには無理だ」と決めつけた自分が、今となっては恥ずかしい。

そんな彼が、家族全員を羽田―長崎間のデビューフライトに招待してくれた。
ボーディングブリッジを渡り機内へ入る。高揚感と緊張感が入り混じる、不思議な感覚だった。

離陸前、機内アナウンスが流れる。
「この便は長崎空港行きです。機長は〇〇、副操縦士は〇〇、私は客室責任者の〇〇です。ご用の際はお気軽にお声掛けください」
運航乗務員と客室乗務員の紹介が続く。
その瞬間、彼の夢が本当にかなったのだと実感した。感無量だった。

この日の天候は快晴。横風もそれほど強くはなさそうだ。
ほどなくして、混雑するランウェイ05から機体が滑走を開始する。力強く加速した機体は大地を離れ、ゆっくりと右旋回しながら上昇していく。
コックピットでは、離陸後のチェックリスト確認や管制との交信で慌ただしい時間が続いているはずだ。
しばらくして機体が水平飛行に移った頃、CAさんが笑顔で声を掛けてくれた。
「副操縦士のご両親ですか。本日は初フライトおめでとうございます」
その言葉を聞いた瞬間、妻の目には涙があふれていた。
私も胸がいっぱいだった。
諦めなければ、夢は本当に叶うのだ。
素敵なプレゼントをありがとう。

引越し 雨の東京国際空港

東京国際空港

今日、明日は長男の引越しだ。来月からは航空人としての出発になる。1年の地上研修後、副操縦士に向けた訓練(1年間)が始まる。
台風5号が北上中で、関東地方はあいにくの大雨。八丈島便は欠航している。
羽田見物は実に40年ぶりだと思う。学生時代に電信級(第3級)アマチュア無線技士の試験で東京に出てきたときに、この羽田に立ち寄った記憶がある。
電信の練習用の電鍵と発振器を持っていたことで警備員に呼び止められたことが懐かしい想い出だ・・・

夢に一歩近づく 運航乗務員訓練生誕生

運航乗務員訓練生誕生

4年間、自分の夢に向かって頑張ってきた長男の就職先が内定した。
親としては資金援助くらいしかできなかったが・・・
世の中パイロット不足とはいえ、だれでもパイロットになれるわけではなく、夢が叶うわけではない。最後まであきらめずによくここまで頑張った。
これから副操縦士に向けての厳しい訓練が始まる。健康管理には十分注意をして奮起してほしい。もうひと踏ん張りだ。
息子が操縦する旅客機に搭乗させてもらう日もそう遠くはない・・・