データセンタ 東京出張

データセンタ

BCP(Business Continuity Plan)対策で、お客様のサーバ群を東京都内のデータセンタに設置することになった。データセンタの住所は詳しく公開されていなかったり、建物にもビル名は表示されていないことが多い。外観は窓もほとんどなく近代的な倉庫といった感じだ。
当然、セキュリティは厳しく、事前申請した人しか入館は許可されない。受付で手続きを済ませると社員証と引き換えに ID カードを受け取る。(今回のデータセンタでは、指紋登録は必要なかった)最初にフラッパーゲートを通過する。さらに各ブロックへの移動は、都度認証が必要で、目的のブロックまで行くのに 3回 ID カードをかざさなければならなかった。(エレベータに乗るのも認証が必要)設置先のブロックでは、数百のサーバラックが設置されており、そのうちの一つの指定ラックにサーバーを設置した。
周りには、サーバメンテナンスのため、作業している人がいた程度・・・サーバのクーリングファンの音だけが響きわたっていた。

※サーバを設置する際、停電や電源の瞬断に対応するため UPS (無停電電源装置)を設置するのが一般的だが、データセンタでは、商用の電源が無停電装置を介して供給されており、さらに 2重化されている。長期的な停電にも対応できるようにガスタービン発電機が設置されている施設も多い。