最近はまっている動画 究極のDIY ” 飛行機制作 “

最近、繰り返し見てしまう動画がある。
「アカリとハルキの飛行機チャンネル」の「飛行機制作」シリーズだ。
アメリカ西海岸在住のお二人が Van’s Aircraft が提供するホームビルト機キットを使い、自らの手で飛行機を組み立てていく。その過程を詳細に記録した長編シリーズである。
プロジェクトは 2020年10月にスタートし、約 5年4か月をかけて完成した。エピソードは43話(2026年2月18日現在)に及ぶ。
RV-12iSバルクヘッド制作の様子RV-12iSRV-12iS主翼制作の様子RV-12iS
エンジンマウントの様子RV-12iS完成した RV-12iS

製作機体は RV-12iS(Van’s Aircraft
キット機制作のプロセスは
・キット(素材)の受け取りと準備
・尾翼、胴体、主翼、動翼の作成
・電装品のセットアップ
・エンジンのセットアップ
といった実際の工作作業が中心だ。

作業工程が非常に細かく記録されており、飛行機キット制作のリアルなプロセスを、ほぼ疑似体験できる。
特に印象的なのは、リベット作業の多さ。航空機構造の基本を体感できる内容だ。

キットの特徴
・主要構造部はキット化済み
・一部はアルミ板のカットや穴あけ加工が必要
・破損部品はパーツ単位で再購入が可能
完全な“プラモデル”ではない。あくまで本格的な航空機構造物の製作である。

必要な工具
制作には一般的な DIY工具に加えて
・ハンドリベッターやエアリベッター(リベット工具)
・クレコファスナー(外板仮止め工具)
航空機特有の工具が必要になる。

メーカー提供の組み立て図は丁寧に説明されているように見受けられる。しかし、それでも指定された精度で完成させるには、飛行機に関する基礎知識や高いDIYスキルが求められるだろう。

驚いたこと
この動画で強く感じたのは、アメリカの制度の柔軟さである。
・個人が飛行機キットを購入できる
・自作機でも耐空証明(Special Airworthiness Certificate)を取得できる仕組みがある
・完成後は通常のレジャー飛行が可能(商業運航は不可)
・飛行エリアの制限も比較的少ない
日本の環境を思うと、これはかなり驚きだ。

感想 究極の DIY
作業の様子がここまで細かく記録されていることに感動する。まさに究極の DIYだ。
そして忘れてはならないのが、奥様の協力。長期にわたるプロジェクトを支える家族の存在も、このシリーズの大きな魅力である。
飛行機を「買う」のではなく、自分で「創る」。技術屋として、これほど胸が熱くなる題材はない。