脳内と指先は低速アナログ処理

電気通信術試験の変遷

電気通信術試験の変遷
モールス通信の魅力は人間の ” 五感 ” を駆使して交信を成功させることに尽きる。
はじめて電信級(現3級)を受験した時は、送受信の実技試験があったものだが・・・2011年からは上級アマチュア無線技士でさえ、送受信術実技試験が廃止された。
現代の無線設備では ” 電鍵 ” がなくても、パソコンと CW メモリ機能付き無線機があればモールス通信を楽しむことが可能だ。

” 五感 ” を使ったエンコード/デコード作業は、良い脳トレーニングになるという。
わたしは、あえて ” 五感 ” にこだわりたい。

されど・・・

15WPM(だいたい、実際に 15WPM 以下で交信している局は少ないのだが・・・)くらいであれば聞き取りはさほど問題ないが JCC/JCG ナンバーを一度で聞きとれないことがある。(数字は苦手だ・・・)
送信操作についても同じ。エレキーで打鍵ミスが多発。相手局に迷惑をかけてしまう。情けない・・・
すでに脳内と指先は老化しはじめている・・・