依佐美送信所 三極真空管

依佐美送信所

依佐美送信所記念館見学

昭和 4年(1929年)に建設された、当時としては世界最大のヨーロッパ向け長波無線送信設備。敗戦後、米国海軍による接取を経て平成 6年(1994年)に日本に返還された。
8本の鉄塔(250m高)を利用して上空にワイヤーアンテナ(逆L字型)線が張り巡らされたという。
平成 8年(1996年)8月から翌年 3月にかけて鉄塔の撤去が行われた。

※送信管は戦後利用したもの
製造:Machlett Laboratories
型番:ML-5682
名称:金属三極真空管
出力:215kW
増幅率μ:30
プレート損失:140kw
最大プレート電圧/電流:16kV/20A