DXer への第一歩 DXCC

DXCC

DX Century Club

コンファームが 98エンティティを超えたので DXCC の申請準備を始めた。
DXCC の審査は厳格だ。
申請には二つの方法がある。
1.実物の QSL カードを ARRL へ提出してフィールドチェック(審査)を受ける。
2.事前に認証されたオペレーター(無線局)同士の通信ログ(LoTW)をデータベース内で照合する。
LoTW 導入当初は、フィールドチェック(以下FC)と LoTW の併用ができたが、現在はいずれかの方法を選択する必要がある。
しかし LoTW が開発されてない 30年以上前の通信確認は、必然的に紙 QSL ベースの FC のみになってしまう・・・初回 DXCC 申請は JARL 経由の FC を利用するつもりだ。
エンティティの内訳は
・旧 JH2WHV : 16(Phone)
・JQ2 : 73 (Phone/CW)
・現在の JH2WHV : 9(Digital)
全体の約 70% は JQ2 運用当時(1991から2006年)にコンファームしたものだ。
マンションの 3F からの運用だったが、好立地ロケーションとサイクル 22 の相乗効果で GP でも比較的よく飛んだ。
この時代にコンファームした KH3(Johnston Island) は、超貴重なエンティティだ。(DXCC界隈では Johnston Island は wanted のベスト8だとか・・・)
もともとアメリカ軍の施設があった島で 2004年に軍が撤収して以降は各施設は閉鎖され、現在は無人島となっている。簡単に DX ペディションができる場所ではなさそうだ・・・
KH3AE

※ソビエト連邦の崩壊に伴う DXCC エンティティの変遷が気になったので、事前に JARL フィールドチェッカーに問い合わせを行った。
1973年から 1993年に交信したウクライナ、ウズベキスタン、セルビア等は問題なく申請できることを確認した。