修理を繰り返してきた “ DM-130MV ” 再チャレンジ

DM-130MV
ダイオードのショートが判明
DM-130MVDM-130MV

長らく修理を続けてきた ” DM-130MV ” だが、修理コストと安全性を考慮して、一度は修理を諦めた。しかし、どうしても気になり、最後にもう一度だけ手を入れてみることにした。

・症状
電源から ” うなり ” 音が発生する。高負荷をかけるとさらに音が大きくなる。
整流された電圧には問題は無いように見える。
一部のセラミックコンデンサに焼損したような跡が残る。

・ブリッジダイオードの再交換
原因をあらためて探ったところ、トランスの絶縁不良ではなく 1年前に交換したブリッジダイオードが再び破損した可能性が高いと判断した。そこで、今回は許容電流に余裕のあるものに交換した。

・ブリッジダイオード: BR5010(1000V  /  50A) 秋月電子
・セラミックコンデンサ: 0.1μF  /  50V 秋月電子

・冷却ファン制御の強化
静音ファンを既存ファンを同軸上に取り付けた。機内温度が 55℃ までは外部ファン(1,400 rpm)が稼働 し 55℃ を超えると内部ファン(3,000 rpm)も同時に稼働する仕組みだ。

この強制空冷により、高負荷時でも温度上昇を抑えられるようになったと思う。
当面はこの状態で様子を見ることにする。もう少し延命できれば幸いだ。

Power Supply SPS-1332 冷却対策

静音ファン
静音ファン
静音ファン追加後の内部
静音ファン
クーリングファンは規定温度以上に上昇しないと回転しないので、待機時の騒音は皆無・・・しかし、筐体の放熱効率に難があるため、ケースの表面温度は40℃以上になる。

既存のファン(60 x 60 x 26mm) と基板の間には丁度 10mm の隙間がある。
そんなわけで・・・既存のファンの同軸上に薄型ファン(60 x 60 x 10mm)を追加で取り付けた。加えて、本体サイドには 100 x 50mm のヒートシンクを張り付けた。

今回追加したファン(常時稼働)が回転することによる既存ファンの連れ回りは発生していない。数十分運用(60W)しても、ケースの表面温度は人肌以下。非常に満足している。

薄型究極静音タイプ(60mm) CFZ-6010LB @ 1,373
※ 騒音レベル 17.14 dB (2,500RPM 12V)
ヒートシンクキット 100 x 50 x 4mm 導熱接着シート付き(2個セット)  @ 999

Jesverty Power Supply SPS-1332 購入

SPS-1332
軽量すぎて重量安定感にかける・・・
SPS-1332
Y型圧着端子に交換

中古の ” DM-130MV ” を購入して 3年余り。修理を繰返して使用してきたが、焼けるような匂いを伴う異音トラブルに見舞われた・・・
安全性を考慮し、修理は諦めて新しく安定化電源を購入した。

” SPS-1332 ” はスイッチング電源方式なのでトランスが小型で総重量は 1.5Kg と軽量だ。ただ、軽量なゆえにパワースイッチ操作時に筐体が動いてしまうという点が気になる。

この手の安定化電源は、スイッチングに伴うノイズ障害(特にローバンド)が発生し易いというが、今のところ問題はなさそうだ。

発熱に関して
受信時:  1.1 A
送信時: 16.8 A(60W)
FT8 運用中(連続 10回コールを含む 15分の運用)にクーリングファンが回転することはなかったが、金属ケース表面温度は 40℃まで上昇した。その後 30分間受信待機したが、ケース表面温度は、ほとんど下がらなかった。筐体自体が放熱の役割を担っているが、筐体外部にヒートシンクが付いていないので、放熱効率は、高いとは言えないと思う。
その後、連続送信しているとクーリングファンが起動したが、オリジナルの ” DM-130MV ” と比較しても、気になるほどの騒音ではない。

品番: Jesverty Power Supply SPS-1332
価格: @17,460(送料込み)
保証: 1年間保証付き

安定化電源 ” DM-130MV ” みたび不調・・・異臭と異音

安定化電源 みたび不調

朝一、安定化電源の電源を入れたらいきなり ” ボン “・・・
異臭が発生・・・電圧は供給されているようだ。

ブリッジダイオードの AC 入力ファストン端子の被覆が焼け焦げていた。(昨年末の障害と同じだが、もう一方の AC ファストン端子が焼損)
焼損したファストン端子を外して圧着後、はんだ付け直してみたが、負荷をかけた際にトランス付近から大きな異音(ハム音)が発生している。
トランスの経時劣化に伴う絶縁不良が発生しているのかもしれない・・・

残念ではあるが今後のコストと安全性を考慮して、修復努力は行わないことにした。

安定化電源 ” DM-130MV ” ふたたび不調・・・出力不安定

障害が再発した。
朝一、安定化電源の電源を入れても無線機の電源が入らない状態だ。
出力ボリュームを最大にしても 10V にも満たない・・・電源スイッチの OFF/ONで復帰した。

もう一度分解してみると、ブリッジダイオードの AC 入力ファストン端子の一つが焼け焦げて被覆が炭化していることに気が付いた。接触不良で発熱したのだろうか?(ブリッジダイオードの不良も考えられる)
ファストン端子は一度外して圧着後、はんだ付け直した。Faston Terminal
・焼損した AC 入力ファストン端子(修復前)
症状が常に発生するわけではないので、考えられる部品を想定交換することにした。

・ブリッジダイオード D1(KBPC3502 35A/200V)  交換
・セラミックコンデンサ C1/C2/C27/C28(0.1µF)  交換
・電解(平滑)コンデンサ C3(33000µF/25V)  交換
・電解コンデンサ C5(470µF/25V)  交換
・電解コンデンサ C18(47µF/25V)  交換
・電流計調整用半固定抵抗 VR4(2KΩ)  交換
・電圧計調整用半固定抵抗 VR6(50KΩ) 交換
・電圧調整用可変抵抗VR3(10KΩ)  パーツ準備できず未交換
※ブリッジダイオードは同じものが見つからないので、耐圧の大きい KBPC3510(35A/1000V) を用意した。

C3
・電解(平滑)コンデンサ C3(交換後)VR4/VR6
・電流計調整用半固定抵抗 VR4(交換後)
・電圧計調整用半固定抵抗 VR6(交換後)
・電解コンデンサ C18(交換後)C5
・電解コンデンサ C5(交換後)
Adjust
・電圧計の調整:テスターで VR6 を調整
・電流計の調整:負荷抵抗(3Ω)を接続し、電圧計 6V 表示で電流計 2A を指すように VR4 を調整(上写真)

※その後、出力不良トラブルは発生しなくなった。2024.12.20