データセンタ 東京出張

データセンタ

BCP(Business Continuity Plan)対策で、お客様のサーバ群を東京都内のデータセンタに設置することになった。データセンタの住所は詳しく公開されていなかったり、建物にもビル名は表示されていないことが多い。外観は窓もほとんどなく近代的な倉庫といった感じだ。
当然、セキュリティは厳しく、事前申請した人しか入館は許可されない。受付で手続きを済ませると社員証と引き換えに ID カードを受け取る。(今回のデータセンタでは、指紋登録は必要なかった)最初にフラッパーゲートを通過する。さらに各ブロックへの移動は、都度認証が必要で、目的のブロックまで行くのに 3回 ID カードをかざさなければならなかった。(エレベータに乗るのも認証が必要)設置先のブロックでは、数百のサーバラックが設置されており、そのうちの一つの指定ラックにサーバーを設置した。
周りには、サーバメンテナンスのため、作業している人がいた程度・・・サーバのクーリングファンの音だけが響きわたっていた。

※サーバを設置する際、停電や電源の瞬断に対応するため UPS (無停電電源装置)を設置するのが一般的だが、データセンタでは、商用の電源が無停電装置を介して供給されており、さらに 2重化されている。長期的な停電にも対応できるようにガスタービン発電機が設置されている施設も多い。

MMTTY 実践運用マニュアル 絶版のため入手できず・・

MMTTY実践運用マニュアル

絶版・重版未定

RTTY の運用開始に向け、技術情報の収集やインターフェースの準備に余念がないこの頃だが、そんな中 RTTY  の基本的原理やインターフェースを含めた接続方法や信号、さらにソフトウエア MMTTY の設定や操作方法を詳しく知りたいと思った。最近、CQ出版社から ” MMTTY 実践運用マニュアル ” なる書籍が発売されていることを知った RTTY を始める当たり、バイブル的な存在のようだ。早速 Amazon で購入しようとしたが、なんとこの書籍 ” 絶版・重版未定 ” とのこと。
絶版・重版未定とは出版社に在庫がなく、刷り直される可能性がほとんどない商品のことだ。他のネットショップも検索したが結果は同じ。
過去にヤフーオークションでプレミア価格で落札された事があったようだ。現在は中古市場にも無い。
そこで、思いついたのが、図書館。名古屋市図書館の書籍検索が、ネット上からできることを知り、早速 MMTTY でキーワード検索を実施。
あった!!
市内 21図書館の内、鶴舞中央図書館に1冊だけあった。その後、無事借りられることができた。

※借りる手続きとして、最初に図書貸出カード発行してもらうことになる。(免許証などの証明書が必要)カード発行は 5分程度で終了。目的の図書を探す。先ほどの検索結果に資料番号が記載されているので、番号をもとに棚に移動。
書籍は資料番号を元に完璧に管理されているので、いとも簡単に見つかった。借用期間は、2週間。返す場所は市内 21図書館の何処でもよい。

1年ぶりの技術研修

1年ぶりの技術研修

久しぶりに研修に参加した。日程は、1泊2日で、内容は、「仮想化環境におけるデータ保護」
実に1年ぶりだ。以前(10年以上前)は、年間60日以上研修(教育)に参加していた事もあるが。最近は、私が参加できる研修もめっきり少なくなってきた。
トレーニングは業務に密着した内容なので、講師の話を聞きもらさまいと、いつも以上に真剣だった・・・(写真は研修所)

懐かしの Apple Color Classic

Macintosh カラクラ

Macintosh カラクラ

物置を整理していたら、古いマック “Color Classic” が出てきた。1995年頃の製品だと思う。電源を入れてみるとジャジャーンと起動音がして、立ちあがったが、システムボードのバッテリが消耗しているため、時計の時刻が合っていないと表示される。(この時代の Mac は機種によっては、バッテリが消耗しているだけで、立ち上がらない機種も存在がする)
Mac は、標準でネットワーク対応(Apple Talk)していたが TCP/IP 対応にするためには NIC が必要。秋葉原で、中古の NIC (もちろん純正品)を購入してセットアップした事を思い出した。今となっては、使い道はないが、思い出深い “Color Classic” だ。

Windows Small Business Server 2003のリプレース

SBS2003

お客様から Small Business Server 2003(以下、SBS2003)から Windows Server 2008R2 へのリプレース案件が持ち上がった。要件的には Exchange Server 2003および SQL Server 2000 は移行しなくていいとの事。
ざっくりと MS の技術情報を確認した。特に問題もなさそうなので、いつものドメイン・コントローラ(以下、DC)の移行方法を想定した。
案件が決定してから、作業スケジュールを作成。詳細情報を収集のため、TechNet や MS フォーラムを覗いて顔が青ざめた・・・既存の SBS2008 ドメインに新規の DC は追加できるが Flexible Single Master Operation role(以下、FSMO)の役割転送ができないらしい。移行のためには Transition Pack(264,000円)を別途購入する必要だとか・・・ Transition Pack は、の購入費用は見積に入れていないし Exchange Server 2003 および SQL Server 2000 は移行しないのに、これだけの出費はコスト的に納得できない。
困った。今さらお客様に請求できない。
しかし、こんな記述もあった。少々乱暴な方法ではあるが、新規 2008DC を追加後 ntdsutil (Active Directory の管理機能を提供するコマンド ライン ツール)で FSMO とグローバル・カタログ(以下、GC)の役割を強制転送する方法である。何はともあれ、検証してみるしかない・・・

サーバーを準備して検証開始・・・
リプレース元、リプレース先のサーバーは、同じコンピュータ名を使用する予定なので、臨時のサーバーを使用して 2ステップ(SBS2003 > Server 2003 > Server 2008R2)で移すことにした。まず SBS2003 サーバー環境を構成。臨時サーバー(Windows Server 2003 SP2)を 2台目の DC として追加。レプリケーションも順調で 15分程度で DNS も複製が完了した。ここまでは問題ない。(スキーマの拡張は必要なかった)次は、問題の FSMO と GC の役割転送であるがエラー表示を確認したく、ダメ元で、転送を実施・・・問題なく転送できてしまった。うれしい誤算だった。
念のため replmon で位置を確認したが、役割はキチット転送されていた。引き続き SBS2003 をメンバー・サーバーに降格。臨時サーバーで 2008R2 用にスキーマを拡張。最終リプレース先 Windows Server 2008R2 を DC として追加。再度 FSMO と GC の役割を転送・・・
何事もなく作業が終了してしまった。最後に、リプレース元 SBS2003 サーバーオブジェクトと DNS の不要レコードの削除を実施。イベントビューワ、ログを確認したが、問題はまったく無い。
AD・クライアントも、正常にログオンでき AD 検索も問題ない。拍子抜けしてしまった。作業に入る前に SBS2003 と 2003 ドメインコントローラに SP2 を適用したが、何らかの修正が加わっているのかもしれない・・・とにかく、安心した。

※SBS2003 は、サーバー OS といくつかのアプリケーション・ソフトウエアをバンドルしたパッケージ製品で Windows Server 2003 + Exchange Server +(SQL Server + ISA Serve)で構成されている。特徴としては、ライセンス的な制限(CAL は最大 75まで)や、サーバー冗長化のための追加の SBS ドメイン・コントローラが設置できない、信頼関係が結べない、フォレストルートとしてセットアップする必要がある等、カスタマイズ(制限)されている。セットアップは MS 得意の「ウイザード」を使用して容易に行うことができる。価格は、別々に買い揃えるよりも、はるかに安いが、クライアント・ライセンス(CAL)は、若干高めだ。管理ツールは、初心者向けに統合化・簡易化されている。(個人的には、オリジナルの管理ツールの方が操作に慣れているし、詳細な設定も可能なので、統合管理ツールは使用しない)実は、この SBS2003 は 2005年ころまで自宅で使用していた。現在は SBS2011 が最新バージョンである。

※以前こんな事があった。AD は必須(インストール時、自動構築される)なのだが AD は必要ないからと言って、アンインストールすると、サーバーが不穏な動き(定期的にリブートを繰り返す)をする。

※SBS2003 のリプレースに限らず DC の移行は神経を使う。作業が失敗すると、バックアップからのリカバリが必要だったり、最悪ドメインに参加しているクライアント全てに手を加えなければならなくなる。(プロファイル移行や、ドメインの再参加が必要となる。)クライアントが数千台以上のエンタープライズ規模の DC 移行が失敗した場合を想像すると、血の気が引く・・・