
DC系のパワーサプライ基板と300Bのバイアス電圧調整回路基板が完成した。
ほとんどの電解コンデンサーと入手できなかったトランジスタ(2N5551)、ダイオード(1N4148)は既存機のものをそのまま使用した。

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DC系のパワーサプライ基板と300Bのバイアス電圧調整回路基板が完成した。
ほとんどの電解コンデンサーと入手できなかったトランジスタ(2N5551)、ダイオード(1N4148)は既存機のものをそのまま使用した。
プリント基板(PCB)を作成した。
エッチング作業は 50年前に作成したスピーチプロセッサ基板以来だ。(当時はレタリングシートで配線パターンを作ったと記憶している)
今回は MS Excel 上でパターンを設計。レーザープリンタを使用して転写シートにプリントする。さらにアイロンを使用して銅張積層板に熱転写する方法で行った。

・転写シートにパターンをプリント
・転写シートを基板銅箔面にセット
・アイロンを使用して基板に熱転写(作業後)
・エッチング工程(15分)
・基板の孔あけ工程
・フラックス塗布
< 作業ポイント >
・プリンタのトナー濃度は濃い目(濃すぎると融着部でオフセットが発生するので注意)
・アイロンの設定温度は中程度(約 140℃ ~ 160℃)
・基板銅箔面はスチールウールで研磨後アルコールで脱脂
・基板銅の上に薄手のフエルトをセットしてアイロンで圧力を加えて加熱
・転写不良個所はレジストペンで修正
< 材料 >
転写シート: aitendo パターン転写シート(A4/100枚) PA4-100 @ 1,089
エッチング液: サンハヤト H-200A @ 809
プリント基板: サンハヤト 銅張積層板 紙フェノール 1.6×150×250 @ 520
レジストペン: サンハヤト 耐酸性レジストペン RP-200 @ 425

真空管とトランスの配置デザインが決まったので、実態配線図を描いてみた。
出力トランスは電源トランスを挟んで左右置き、その前側に真空管を配置した。チョークコイルはセンターだ。
バランス的には良いデザインと自負している。
配線はノイズ源(電源トランス、フィラメント、出力ライン)と信号ライン(入力、NFB)を可能な限り分離してみた。
整流回路群はエッチングを利用してオリジナルのプリント基板を作成する予定だ。




基板のパターンのトレースを開始・・・
最初はフリーハンドでトレースした。
次は配線図の電子化だ。フリーソフトを使用した作図も検討したが、使い慣れた MS Office(Excel) で作成した。

手持ちの真空管アンプ ” Concert Master ASC-350B ” の再構築をしてみようと思う。
今月からマンション修繕工事に伴う強制 QRT ・・・時間は十分ある。
基本回路は変更しないで、真空管の配置や配線方法を見直してデザインを一新する。
10年近く前に購入した 300B アンプは簡単な英語の取扱説明書こそ付属していたが、製造元は明記されていない。現在は日本の輸入販売元も連絡が取れない状態だ。
ネット検索してみたが、製造元や販売元に繋がる情報は見つけることができなかった。
アンプの再構築に必要な ” 配線図 ” を入手することは難しそうだ。
そこで一念発起・・・
配線パターンを手作業でトレースして解析することにした。
※基板のリバースエンジニアリングと言うらしい
部品配置と配線はプリント基板(シングルレイヤー)を使用しているので、配線経路を目視で追うことは難しくないと思われるが根気は必要だ。
50年以上前に真空管を使った 0-V-2 短波受信機やスーパーヘテロダイン受信機(九十九電機キット)を作成したことがあるが、ステレオアンプは初めての経験だ。3ヶ月間の QRT 期間に完成できればと思う・・・
Concert Master ASC-350Bの詳細
・増幅方式: A級シングルエンド
・初段: 12AX7
・ドライバー段: 12AT7
・終段: 300B
・出力: 10W + 10W(8Ω)