LoTW ついに復旧 ARRL が声明を発表

LoTW 完全復旧

LoTW完全復旧

7月2日未明、一部制限があるもののシステムが復旧した。
また、同時に ARRL から声明が発表された。
概要は以下のとおり

・一部のユーザーがすでにログをアップロードしているが、ログは今週末まで処理されない。
・大量のログがアップロードされる可能性が高いため対策を講じている。
・コンテストや DX ペディションなどから大量のログをアップロードする場合は、 1 ~ 2 週間待ってアップロードしてほしい。
・過度なデュプレックスログを拒否するプロセスを実装した。
・検証のためログ全体をアップロードしないでほしい。アップロードは拒否されます。
・年末にかけて LoTW の運用およびインフラストラクチャの改善を評価するため LoTW が停止することががある。(時間帯は発表予定)

セキュリティ対策のためか、操作のたびに認証プロセスが追加されているようだ。レスポンスは障害前よりも良いと思う。

ダウンは続くよいつまでも・・・いまさら、こんな発表されても・・・

LoTW2

ARRL の声明(6月4日)
・5月12日頃 ARRL は悪意のある国際サイバーグループによるネットワーク攻撃の被害を受けた
・ARRL は直ちに FBI を関与させ、第三者の専門家と連携して調査を行った
・ネットワークデバイス、サーバー、クラウドベースのシステムおよび PC が被害を受けている
・ARRL経営陣はすぐにインシデント対応チームを立ち上げた
・ネットワークの封じ込めと修復、サーバーの復元に多大な努力が払われた
・スタッフは適切な動作を保証するためにアプリケーションとインターフェイスのテストをしている
・優秀な専門家チームとともに引き続きこの件に取り組み、システムとサービスの完全な機能回復を試みている

ARRL Web の LoTW システム障害発生から 25日経過した。いまさら、障害の状況や復旧努力を前面に掲げても説得力が無い・・・
LoTW は非基幹システムであり、他のシステムと比較して「復旧優先度が低い」とは言えばそれまでだが、グローバルに利用されている通信ログデータベースが、一カ月近く停止していること自体、異常だと思うのは私だけか・・・

復旧後は世界中のユーザーが一斉にデータをアップロードするだろう。
アクセス集中によるシステム負荷・・・再び接続障害・・・心配は絶えない。

※6月4日の声明に続き 6日にも声明が発表された。長文の内容にもかかわらず、LoTWに関する情報は一切なかった。

未だ LoTW Webサイト システム障害 復旧せず

今月15日から続いている ARRL Web サイトのシステム障害だが、現時点で復旧していない。

ARRL の声明によると
・クレジットカードの個人情報は漏洩していない(5月17日)
・LoTW サーバーの問題ではなく LoTW データは安全である(5月22日)
・QST マガジン(印刷物) 7月号は 数日遅れて配送される場合がある(5月22日)
・影響を受けたシステムの復旧に向けて、全力で取り組んでいる

となっているが、具体的な復旧スケジュールは発表されていない。一刻も早い復旧を願うばかりだ。

ARRL LoTW Webサイト システム障害発生中

LoTW Status
ARRL
2日ほど前から ARRLLoTW サイトにデータをアップロードできない障害が続いている。
メンテナンスで一時停止することはあったが、これほど長期間の停止は珍しい。
16日には ARRL 公式サイトで、障害状況が報告された。
障害の位置づけとしては ” アクセスに関わる重大なインシデント ” と表記しており LoTW だけでなく ARRL のいくつかのサービスも停止している。
深刻な状況のようで外部の専門家と協力して復旧に当たっているという。

本日到着した QSL カード ” CEUTA “

EA9ACD

EA9ACD

セウタは北アフリカに位置する都市で、現在はスペイン領となっている。政治的な理由から、DXCCでは別エンティティとして扱われている。QSO は 3月9日に成立した。(コンファームは 3GS )

モロッコに隣接し、地中海と大西洋の境界線に沿って位置する。メリリャとともにアフリカ大陸にあるスペインの都市のうちの 1つである。
1995年3月14日まではカディス県の一部であった。1995年3月14日にセウタとメリリャの両方に自治権規約が制定された。
アフリカ大陸の旧スペイン領モロッコの一部にあたるため、メリリャ共々、スペインの植民地(海外領土)と言われることがあるが、スペイン政府は本土と同等の領土と見做している。(Wikipediaから引用)

久々の中東エリア・・・カタール

A71UN/P

カタール A71UN/P との QSO が成立した。・・・私のマンションの立地からみて、中東方面との通信はハードルが高い。
元々、中東エリアのアマチュア局数はそれほど多くなく、パイルアップになってしまうと、なかなか拾ってもらえない。コンディションとタイミングが重要だ。

A71UN/P は大規模な移動クラブ局のようだ。恐るべしオイルマネー
関連:A71UN

Niue Island QSLカード到着

E6AM

データ欄は今時珍しい ” 手書き “

昨年 10月にニウエ島から運用した DX Pedition局 ” E6AM “ の QSLカードが到着した。
驚くことにデータ欄は手書きだ・・・今回のペディション 約 42,000 QSOすべて手書きなのだろうか・・・いらぬ心配をしてしまう。

ニウエ島はトンガの東側に位置する小さな島(屋久島の約1/2)だ。一般的に、太平洋の島ということで QSO はそれほど難しくないと言われているが・・・
ワイヤーアンテナでは、ハンディーが大きい。
何とか 10~28MHz の各バンドでコンファームできた。

1年越しのアンゴラ D2UY

アンゴラ

D2UY は、非常にアクティブなアンゴラ(南アフリカ)の長期滞在局だ。
しかし・・・ほとんどの場合、ご本尊が見えないので、呼び出しに参加することさえできない。

今日は、ご本尊がはっきりと見えている。コンデション良好だ。( -12dB で入感)
ダメ元でコールしてみるとワンコールで応答( -16dB )あり。再送もなく簡単に QSO できてしまった。
数少ないチャンスをものにできたことに感動だ。

秋のDX シーズン 好調なアメリカ東海岸

アメリカ東海岸

直近 3日間は早朝のハイバンドが活況
まさに秋の DX シーズン到来だ。
特に10m は北米がよく聞こえている。
FT8 より高 S/N比が必要な FT4 だがノイズや混信が少ないせいか、比較的簡単に拾ってもらっていることが多い。加えて通信時間の短くすむのもありがたい。
今日は北米東海岸がよく入っていて、新しく 4州(VA/NJ/MD/DE)の QSO が成立した。
通常、北米東海岸は日本からか QSO しにくい地域なので、いかにコンディションの状態が良いかうかがえる。

From Rebel DX Group DX Pedition カード到着

Rebel DX Group

標準周波数を使用したF/Hモード運用やRR73未送信問題で DX 界隈を騒がせている ” Rebel DX Group ” から 3D2RRR(ROTUMA:2022/May) と T33T(BANABA:2022/Nov.) の DX Pedition QSL カードが届いた。
二つ折りの見開きタイプのカード 大変豪華だ。
今年 2月時点で ” カード印刷中 ” となっていたが・・・やっと届いた。
カード発行枚数が膨大になるため、時間が掛かったのだろうか・・・