LoTW ついに復旧 ARRL が声明を発表

LoTW 完全復旧

LoTW完全復旧

7月2日未明、一部制限があるもののシステムが復旧した。
また、同時に ARRL から声明が発表された。
概要は以下のとおり

・一部のユーザーがすでにログをアップロードしているが、ログは今週末まで処理されない。
・大量のログがアップロードされる可能性が高いため対策を講じている。
・コンテストや DX ペディションなどから大量のログをアップロードする場合は、 1 ~ 2 週間待ってアップロードしてほしい。
・過度なデュプレックスログを拒否するプロセスを実装した。
・検証のためログ全体をアップロードしないでほしい。アップロードは拒否されます。
・年末にかけて LoTW の運用およびインフラストラクチャの改善を評価するため LoTW が停止することががある。(時間帯は発表予定)

セキュリティ対策のためか、操作のたびに認証プロセスが追加されているようだ。レスポンスは障害前よりも良いと思う。

ARRL LoTW 7週間ぶりに復旧か?

ARRL LoTW

ARRL からの声明発表はないが 7週間ぶりに一時復旧したようだ。(6月26日19:00 確認)
ログオンして過去の QSO データを確認することができたものの・・・案の定、レスポンスは相当悪い。
その後、応答がなくなり再び停止した。まだ接続テスト段階かもしれない。
未登録データのアップロードは様子を見ながら実施するつもりだ。
※ LoTW 障害の長期化に伴い Clublog からの LoTW 同期リンクが削除されている。

WSJT-X でプログラマブルテンキーを利用する

プログラマブルテンキー

マルチディスプレー環境下において WSJT-X を操作中に、マウスポインターを見失ってしまい、クリックのタイミングを見逃すケースも少なくない。

CQ 誌 2024年 7月号の付録冊子の記事(著者: JI1PVV 氏)の中に市販のプログラマブルテンキーを使って、よく使う WSJT-X のボタンをショートカットとして各キーに割り当てる紹介があった。

早速、プログラマブルテンキーを入手した。購入したタイプは USB HUB 機能がないため、比較的安価だ。
メーカーダウンロードサイトから Excel 用のラベル用テンプレートをダウンロードした。実際のラベルサイズになっているので編集後プリントすればよい。
ただ Excel では、細かな段落調整が難しいので Excel で編集後に Word に張り付けて、行間隔の微調整を行なった後に印刷した。

メーカー: サンワサプライ
製品名: プログラマブルテンキー
品番: 400-NT008
購入先: サンワダイレクト(Yahooショッピング経由)
価格: 4,980円(送料込み)※ 7/1までのセール価格
備考: USB HUB 機能なし

ダウンは続くよいつまでも・・・いまさら、こんな発表されても・・・

LoTW2

ARRL の声明(6月4日)
・5月12日頃 ARRL は悪意のある国際サイバーグループによるネットワーク攻撃の被害を受けた
・ARRL は直ちに FBI を関与させ、第三者の専門家と連携して調査を行った
・ネットワークデバイス、サーバー、クラウドベースのシステムおよび PC が被害を受けている
・ARRL経営陣はすぐにインシデント対応チームを立ち上げた
・ネットワークの封じ込めと修復、サーバーの復元に多大な努力が払われた
・スタッフは適切な動作を保証するためにアプリケーションとインターフェイスのテストをしている
・優秀な専門家チームとともに引き続きこの件に取り組み、システムとサービスの完全な機能回復を試みている

ARRL Web の LoTW システム障害発生から 25日経過した。いまさら、障害の状況や復旧努力を前面に掲げても説得力が無い・・・
LoTW は非基幹システムであり、他のシステムと比較して「復旧優先度が低い」とは言えばそれまでだが、グローバルに利用されている通信ログデータベースが、一カ月近く停止していること自体、異常だと思うのは私だけか・・・

復旧後は世界中のユーザーが一斉にデータをアップロードするだろう。
アクセス集中によるシステム負荷・・・再び接続障害・・・心配は絶えない。

※6月4日の声明に続き 6日にも声明が発表された。長文の内容にもかかわらず、LoTWに関する情報は一切なかった。

未だ LoTW Webサイト システム障害 復旧せず

今月15日から続いている ARRL Web サイトのシステム障害だが、現時点で復旧していない。

ARRL の声明によると
・クレジットカードの個人情報は漏洩していない(5月17日)
・LoTW サーバーの問題ではなく LoTW データは安全である(5月22日)
・QST マガジン(印刷物) 7月号は 数日遅れて配送される場合がある(5月22日)
・影響を受けたシステムの復旧に向けて、全力で取り組んでいる

となっているが、具体的な復旧スケジュールは発表されていない。一刻も早い復旧を願うばかりだ。

ARRL LoTW Webサイト システム障害発生中

LoTW Status
ARRL
2日ほど前から ARRLLoTW サイトにデータをアップロードできない障害が続いている。
メンテナンスで一時停止することはあったが、これほど長期間の停止は珍しい。
16日には ARRL 公式サイトで、障害状況が報告された。
障害の位置づけとしては ” アクセスに関わる重大なインシデント ” と表記しており LoTW だけでなく ARRL のいくつかのサービスも停止している。
深刻な状況のようで外部の専門家と協力して復旧に当たっているという。

太陽活動の活発化に伴う大規模な太陽フレアが発生

宇宙天気予報

flare
flare
メディアでも多く取り上げられているが、太陽活動の活発化に伴い大規模な太陽フレアが発生している。また、この影響で低緯度の日本各地において ” オーロラ ” が観測されている。

HFの無線通信にも大きな影響が出ている。
ここ 1週間ほど、黒点の数は 150 を超えているものの、デリンジャー現象や磁気嵐の発生に伴い、コンディションが良くない。
いつも聞こえている午前中の北米や夕方のヨーロッパの入感が極端に悪く DX を楽しむことができていない状態だ。非常に残念だ。

参考:宇宙天気予報(国立研究開発法人 情報通信研究機構)

本日到着した QSL カード ” CEUTA “

EA9ACD

EA9ACD

セウタは北アフリカに位置する都市で、現在はスペイン領となっている。政治的な理由から、DXCCでは別エンティティとして扱われている。QSO は 3月9日に成立した。(コンファームは 3GS )

モロッコに隣接し、地中海と大西洋の境界線に沿って位置する。メリリャとともにアフリカ大陸にあるスペインの都市のうちの 1つである。
1995年3月14日まではカディス県の一部であった。1995年3月14日にセウタとメリリャの両方に自治権規約が制定された。
アフリカ大陸の旧スペイン領モロッコの一部にあたるため、メリリャ共々、スペインの植民地(海外領土)と言われることがあるが、スペイン政府は本土と同等の領土と見做している。(Wikipediaから引用)

久々の中東エリア・・・カタール

A71UN/P

カタール A71UN/P との QSO が成立した。・・・私のマンションの立地からみて、中東方面との通信はハードルが高い。
元々、中東エリアのアマチュア局数はそれほど多くなく、パイルアップになってしまうと、なかなか拾ってもらえない。コンディションとタイミングが重要だ。

A71UN/P は大規模な移動クラブ局のようだ。恐るべしオイルマネー
関連:A71UN

WSJT-X v2.6.1 変調できず

PC(DELL Vostro 3020)にリプレース後 WSJT への Line 入力レベルが ” 0 ” になってしまう事象が発生したのが 3カ月前だった。
その後順調に稼働していたが・・・

突然・・・
WSJT-X で送信操作をしても変調されない(キャリアが送出されない)トラブルに見舞われた。
PC のサウンド設定を見ても問題はない。無線機と接続する USB ポートを変更しても改善されない。
これまで使用していた PC に変更してテストするとキャリアは正常に送出されるので無線機の障害ではない。

次のステップ

・USB ドライバ アンインストール / 再インストール  > NG
・WSJT-X アンインストール / 再インストール > NG

原因は不明だ・・・格闘すること1日半、結局 OS からの再セットアップすることで解決した。
障害発生直前 PC にイヤホンを接続したことが障害の引き金になったか・・・

※今回の OS 再のインストール、最新 Windows Update と DELLソフトウェアアップデートにより ” Waves Audio Services ” 問題は解決したようだ。
このサービスが起動中でも障害が出ないことを確認した。

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Waves MaxxAudio Pro(DELLに付属 )のアップデートにより問題が解消されていることを確認。アップデートバージョン:.5.0.59.0
2024/5/13

※ OS の再セットアップとアプリケーションの再インストール・設定作業は多くの時間を費やす。
これを機に Windows システムツールの” バックアップと復元 ” を利用することにした。
” バックアップと復元 ” は HDD のディスクイメージを作成しておき、PC障害時にイメージごとリカバリする方法だ。復旧にかかる時間の削減が期待できる。