計器着陸装置 Instrument Landing System / ILS

ILS(Instrument Landing System)は指向性電波を利用して、航空機を視界不良時にも安全に滑走路上まで誘導する計器進入システムだ。
パイロットはシステムから発射された電波情報を元に滑走路からのズレを補正しながら進入する。
システムは以下三つの装置から構成されている

1. 進入方向示すローカライザ
2. 降下経路を示すグライドパス
3. 滑走路までの距離を示すマーカービーコン
※近年は T-DME を利用

写真は名古屋飛行場の RWY 34 側に設置されたグライドパスのアンテナ軍と装置

Air Bandを聴こう iCOM IC-R6

IC-R6

久しぶりの無線ネタ・・・といっても今回はエアーバンド受信機
セントレアや名古屋飛行場に行ったときに管制無線を傍受したくて購入した。
初めての iCOM 製品だ。
広帯域ハンディレシーバーで、あらかじめエアーバンドを中心にプリセットされているタイプだ。
自宅で受信可能なエアバンドは、名古屋飛行場 RWY 34 に着陸する FDA のアプローチ交信くらいだ。
※セントレアと名古屋飛行場のエアバンド早見表を作成してみた。

名古屋飛行場 Fuji Dream Airlines

名古屋飛行場

名古屋飛行場(通称名古屋空港)2005年までは中部地区の国際空港としてにぎわったが、中部国際空港開港と同時に大部分の路線が中部に移転した。
現在、国内定期便運航会社は拠点空港としている Fuji Dream Airlines(FDA)のみとなっている。
滑走路は隣接する航空自衛隊小牧基地と共有利用だ。

博物館三昧 あいち航空ミュージアムとMRJミュージアム

あいち航空ミュージアムとMRJミュージアム

今日は予約しておいた、あいち航空ミュージアム MRJ ミュージアムの見学会だ。
MRJ ミュージアムでは主翼(試作機)のパイロン取り付けエリア、ウイングレットをシゲシゲと見ることができ感激した。モックアップ内の客室も展示されており実際にシートに座ることができるのだが、足元や窓側とのクリアランスの広さに驚いた。
目玉は MRJ の最終組立工場の見学。
工場 2階から外周を回る形で見学する。途中、リベットに関する展示コーナー、リベット穴あけ体験コーナーが準備されていた。
あいにく休日のため作業風景は見えなかったが、組み立て中の MRJ 70 や MRJ 90 計 4機(ジンクロメイト塗装状態機あり)の他、艤装待ちのテスト機(JA26MJ JA27MJ)も確認できた。
3ヶ月前の報道によれば、この 2機は搭載機器の配置変更と、これに伴うワイヤハーネスの全面的な見直しが実施されている始めての機体だ。