初めてのウルトラ マラソン

第一回 飛騨高山 ウルトラマラソン 2012年6月

飛騨高山ウルトラマラソン
過去 7回 フルマラソンに参加
ウルトラ系にはまったく興味はなかったが・・・
偶然見つけたウルトラマラソンの広告を見て、気持ちは大きく変わった
・・・というのは地元(出身地)での開催で、しかも第一回大会だからだ。学生時代(35年も前)の ” 70km 強歩大会 ” の思い出が蘇える。
とは言え、いきなり 100Km の冒険はできないので、ウルトラ初心者 72km の部に参加を決めた。
会社の友人を無理やり誘い強行エントリー!
9時間台の完走を目指して約 7か月間のトレーニングを始めた。(2011年12月)
※ ” 国内屈指のタフなウルトラマラソンコース ” とか  ” 高低差 2700メートルと日本一過酷なコース ” (100Km コース)と言われていることをエントリー後で知った

トレーニング

・練習量は変更せずメニュー内容の見直し(30km 以上のロングラン練習を増やす)
※走行距離は 150Km ~250km  /月(変わらず)
※30km 走を1回/月 4月 5月はそれぞれ 2回実施
・実際のコースを一部試走実施 (美女峠・カクレハ付近)
・クロスカントリーコースのタイムトライアルを 1回/月 実施
※4月には過去最高タイムを記録
・ウエイト・トレーニングでは内転筋、大腿四頭筋、下腿三頭筋を中心にウエイト、セット回数共に増加
・トレッドミルによるインターバル練習の実施

大会概要

開催日
2012年6月10日(日)
主催
飛騨高山ウルトラマラソン実行委員会
応援
カリフォルニア・レーズン協会、カンロ株式会社、サンキスト・グロワーズ、株式会社ドール、 株式会社フォトクリエイト
後援
高山市、高山市観光連絡協議会、高山市体育協会
企画運営管理
株式会社ランナーズ・ウェルネス
参加資格
大会当日満 18歳以上でフルマラソン完走経験のある健康な男女
種目
100 Km    72 km(73 km から修正)
制限時間
100 Km:14時間    72 km:11時間
関門制限時間
関門 地名 100 km 72 km
START 高山市役所 5:00 0.0 km 5:00 0.0 km
関門1 朝日支所 8:00 18.9 km 8:00 18.9 km
関門2 飛騨高山スキー場 10:45 36.6 km 10:45 36.6 km
関門3 丹生川支所 13:15 55.5 km 13:15 55.5 km
関門4 丹生川支所 16:30 82.5 km
FINISH 国府B&G体育館 19:00 100.0 km 16:00 72.0 km
参加料
100 Km:16,000円    72 km:12,000円
スタート時刻
5:00 (100km、72km共に同時スタート)
定員
100 Km:700人    72 km:300人
表彰
各種目男女上位 6名・年代別表彰
参加賞
大会オリジナルグッズ 記録証は後日送付(大会後1ヶ月程度)
完走賞
完走者全員に完走メダル進呈
参加案内
大会約2週間前に送付
選手受付
前日 6/9(土)13:00~17:00(高山市民文化会館)当日受付はなし
競技説明会
6/9(土)高山市民文化会館にて 14:00~と 16:00~の 2回(予定)
会場
高山市民文化会館
岐阜県高山市昭和町 1丁目 188番地 JR 高山駅から徒歩8分 中部縦貫道高山ICから車で10分

コース解説(72Km の部)

コース
※スタートから約 2Km 区間と美女峠は車両通行止め。これ以外の道路は、道路交通法に従い歩道を走行する。

※コンビニはスタートから約3.5Km 地点にあるだけ。
72Kmコース最初で最後のコンビニだ。(サークル K サンクス 高山三福寺店)
また、ジュース等の自動販売機は期待しない方が良い。特に後半の 20km は、ほとんどない。エードステーション(個人エードステーションも含む)が設置されているので、こちらを最大限利用させていただくことがベスト

美女峠へ

美女峠
最初の難所 ” 美女峠 ” 越え
高山市役所をスタートしてから8.3Km ポイント(標高 624m)(写真左)
約5.2km の登り坂が続くが、最後の約 2.5Km の上り坂(平均勾配率 7.5%)が特にキツイ。昼間でもヒノキ林に日光を遮られて暗い峠だ。(写真右)

※日本カモシカ(特別天然記念物)と遭遇する

美女高原

美女峠01
美女峠を登りきって約 500m走ると美女高原に到着する。スタートから 14.1Km のポイントだ。
エードステーション(標高835m)が設置されている。しぼりたてのトマトジュースはとても美味

この先は、約 2.7Km の下り坂(平均勾配率 4.3%)が続く。
飛ばしすぎて筋肉にダメージを与えないように注意が必要だ。

道の駅ひだ朝日村

道の駅
スタートから 19.1km ポイント  ” 道の駅ひだ朝日村 ” (標高 744m)エードステーションが設置あり。ドリンクの他、果物、麺類、みだらし団子、おにぎり、パン等、多彩な食事が用意されている。また、メディカルコーナーも併設されている。

※関門時間 8:00
道の駅ひだ朝日村 を後にして、約 600mで ” カクレハキャンプ場 ” に向けて左に折れる。(写真右)

カクレハキャンプ場

カクレハ
27Km ポイント付近(標高 961m)(写真左)
道の駅ひだ朝日村  から約 7.9Km 走って 217m(平均勾配率 2.7%)登るコースだ。エードステーションあり。(ドリンク、飴、梅干し、パン、果物等)
カクレハキャンプ場を過ぎるとすぐに、第二の難所 ” 駄吉林道 ” に入る。(写真右)

駄吉林道

駄吉林道
駄吉林道に入り 3.5Km 走って頂上付近(標高 1,275m)に出る。(写真左)
平均勾配率 8.9%と、これまででは一番キツイ所だ。
このあたりから未舗装道路(約 2.5km)が始まる。
雨が降ると、ぬかるみ状態になる場所があるので、注意のこと。(写真右)
また、この先 ” 飛騨高山スキー場 ” まで登り基調のアップダウンが約 7Km 続く。標高が高いので、体への負担も多い。
72kmコース前半で一番苦しい所だと感じた。

飛騨高山スキー場

飛騨高山スキー場
ウルトラ 72Km の中間地点 36.7Km ポイント(標高 1,311m)
ここで 72km の部のみ着替えを行う事ができる。
(エードステーション有)
また、ここから約 400m進んだところが最高標高地点だ。(1,354m)

※着替え、ストレッチを行うと今まで動かなかった足が嘘のように蘇る。
心機一転、最終ゴールを目指す。
※関門時間 10:45

岩滝公民館・岩滝トンネル

岩滝トンネル
飛騨高山スキー場を出発すると、急勾配の長い下り坂が始まる。
” 岩滝公民館 ” (46.6Km ポイント)までの約 10Km で 642m下る。(平均勾配率 6.3%)
ここで、調子に乗ってスピードを出しすぎると筋肉疲労が一揆に進むので、抑えて走ることを忘れてはならない!!
岩滝公民館にはエイドステーションあり。(ドリンク、飴、梅干し、パン、果物等)次に ” 丹生川支所 ” に向かう。

丹生川支所

丹生川支所
54.4Km ポイント(標高 634m)(写真左)
※関門時間 13:15

100km コースの部の着替えポイント。
エイドステーション(ドリンク、飴、梅干し、パン、果物、おにぎり、麺類、みだらし団子等)が設置されている。丹生川支所を通過して、約 2Km で 100Km と 72km の分岐点にさしかかる。(写真右) 72Km コースの部は ” 千光寺 ” に向けて左折するが 100km コースの部は、そのまま直進して 30km の周回コース入り、再びこのポイントに戻る。

千光寺

千光寺
最後の難所  千光寺 58.9Km ポイント(標高 866m)

1.9Km の上り坂で約 234mの登る。(平均勾配率 12.3%)
まさに心臓破りの坂だ。
ほとんどのランナーは歩いている。
ここで無理をすると、かえって疲労が蓄積されロスタイムが増えるので、歩いたほうが無難だと思う。
この 1.9Km の心臓破りの坂で十分な疲労感を味わうが、さらに数十段の石段の洗礼を受ける。

千光寺仁王門(工事中・写真左下)経由で千光寺本堂(写真右下)に向かう。
登りきると、エイドステーションが設置されている。(ドリンク、飴、梅干し、パン、果物等)残り 13Km 余り、最後の力を振り絞ってさらに前へ・・・

下柏林道

下柏林道
千光寺を後にして ” 下柏林道 ” を下る。約 3.1km で 249m(平均勾配率8%)の下りだ。
下柏林道を下りきると、左折して ” 国府町宮地 ” 方面に向かう。
(臨時のエードステーションあり)
※このあたりでも日本カモシカ(特別天然記念物)を見かける。

国府町宮地

国府町宮地
下柏林道終点からは、残り約 8.5Km  ここからは、なだらかな下り坂で、田園地帯が続く
66.8Km ポイントと 69.2km ポイントにエードステーションが設置されている。

ここまで来ると、沿道の温かい応援が何よりの味方。
個人特設エードステーションが設置されていたが、ここで頂いたコーラの味は忘れられない・・・ありがとう。国府町宮地の皆さん

国府 B&G 体育館(Finish)

国府B&G体育館
ついにゴール!!
國島市長自らお出迎え
バザーも開催されており、美味しそうな地元名物を頂くことができる。
ゴール後はフィニッシュ会場からシャトルバスで移動。(スタート会場を経由し、臨時駐車場まで)

ペース配分表
距離 6分
/Km
7分
/Km
8分
/Km
9分
/Km
スタート 0.0 0:00 0:00 0:00 0:00
10.0 1:00 1:10 1:20 1:30
関門1 19.1 1:55 2:14 2:33 2:52
20.0 2:00 2:20 2:40 3:00
30.0 3:00 3:30 4:00 4:30
関門2 36.7 3:40 4:17 4:54 5:30
40.0 4:00 4:40 5:20 6:00
42.2 4:13 4:45 5:30 6:20
50.0 5:00 5:50 6:40 7:30
関門3 54.4 5:26 6:21 7:15 8:10
60.0 6:00 7:00 8:00 9:00
70.0 7:00 8:10 9:20 10:30
Fnish(72Km) 72.0 7:12 8:24 9:36 10:48
80.0 8:00 9:20 10:40
関門 82.5 8:15 9:38 11:00
90.0 9:00 10:30 12:00
Finish(100Km) 100.0 10:00 11:40 13:20

完走のためのポイント

完走
・フルマラソンペースの 70~80% のスピードで走る
・5km ごとのエードステーションでは軽いストレッチを行う
・エネルギー枯渇防止のため食べ物は早めに、いろんな種類を少しずつ摂取
・駄吉林道の入り口 30Km 地点までは登り坂 調子が良くても抑えて走る
・高山スキー場からの 10km の下り坂 はやる心を抑えて走る
・中間地点では気分転換のためにも着替えやストレッチを十分行う
・上り坂が続くときは思い切って歩く 歩いたほうが、結果的に効率が良い
・長時間の筋肉疲労サポートのため下腿三頭筋・膝のテーピングを行う
※後半の走りと翌日の疲労感に違いが出る

走り終えて

ゴール
8時間29分03秒 39位/167人 で完走
9時間台のゴールを目標としていたので、この結果に満足している。
大会全体の印象として、第一回大会にしては運営がスムーズで、運営スタッフ、市民の方々、ボランティアの方々の一体感を感じた。
※各難所では、高山市役所自転車部(さるぼぼレーシング)の皆さんが、声をかけてくださり大きな力を頂いた。また、沿道のおじいさん、おばあさん、綺麗なおねいさんから小さなお子さんまで一生懸命応援してくれた。
その一つ一つがフルマラソン以上の「感動」を実感した。
ありがとう。飛騨高山ウルトラマラソン
※大会終了後、友人と名古屋まで車で帰路へ。

完走メダル

大会当日の気象

平均気温 最高気温 最低気温 降水量 平均風速
18.3℃ 23.5℃ 14.9℃ 0.5mm 2.1m/s

参加者内訳/完走率/優勝タイム

種目 出走者数 完走者数 完走率 優勝タイム
100 km 男子 660 515 78.0% 8:00:58
100 km 女子 89 64 71.9% 9:10:50
72 km 男子 192 167 87.0% 5:39:57
72 km 女子 76 63 82.9% 6:47:35
総計 1,017 809 79.5%

タイムリスト(リザルト)

ポイント スプリット ラップ 通過時刻
20 km 02:09:34 07:09:34
40 km 04:44:36 2:35:02 09:44:36
60 km 07:13:35 2:28:59 12:13:35
Finish 08:29:03 1:15:28 13:29:03

10kmポイントごとのペース(リザルト)

ポイント ラップ ペース(分/Km) 備考
10 km 1:04:58 6:29
20 km 1:04:34 6:27 美女峠
30 km 1:11:12 7:07 カクレハ/駄吉林道
40 Km 1:23:50 8:23 飛騨高山スキー場 着替え
50 Km 1:08:27 6:50
60 Km 1:20:29 8:02 千光寺 心臓破りの坂 1900m
70 Km 1:04:27 6:26
Finish 0:11:04 5:32

おまけ 高山お勧めグルメ情報

国八食堂-こびしや
ランナーにお勧めの食事は ” 国八食堂 ” (高山市下切町・写真左)の ” 鉄板焼き豆腐定食 ”
辛目の味付けなので、ランニング後の塩分補給にもってこいだ。
その他、イカ焼きやホルモンも同じように人気がある。
もう一つ、観光客の方にはあまり知られていないが、地元では有名な ” こびしや ” (高山市国分寺通り・写真右)のおにぎりだ。
おにぎりの種類が豊富でお米自体が大変美味しいのが特徴だ。こちらもお勧め。
高山にお越しの際は是非、ご賞味を!!